『おにぎり屋さんカードゲーム』安い!簡単!おもしろい!

こんにちは!
Asobiba館長のくぼです♪

よくAsobibaに来る保護者の方から、「手軽に買えるボードゲームってなんですか?」とか「小さい子どもでも遊べるものはないですか?」と聞かれることがあります。

「小さい子どもでも~」というのはたくさんあるのですが、「手軽に買えるもの~」となったときにオススメするのがこちら、

『おにぎり屋さんカードゲーム』です。

Amazonでわずか500円程度(購入時)という破格のお値段にも関わらず、1年生から大人まで一緒になって楽しめるゲームとなっています。

他のボードゲームが2,000円前後というのを考えると、お試しで買うには悪くないですよね。

ぼくもこれを発見したとき、「この値段なら買ってあげてもいいな」と即決しました。

結果的にAsobibaではとても楽しんで遊んでくれたので、保護者の方にもオススメしています。

今回は『おにぎり屋さんカードゲーム』の紹介です。

ゲーム名おにぎり屋さんカードゲーム
プレイ時間10~20分程度
プレイ人数2~7人
対象年齢

学童保育を10年以上経験した遊びのプロが、子どもと一緒に楽しめるゲームアレンジルールを紹介していきます!
子どもとゲームで遊びたい!と考えている保護者の方や、 小学生や中学生の利用する施設に新しいゲームを導入したい!と悩んでいる職員の方は、ぜひ参考にしてくださいね♪

いま話題”子どもの金融教育”に一役買ってくれそうなボードゲーム

突然ですが、最近「小さいころからのお金の勉強の必要性」が、いろいろなところで騒がれていませんか?

ぼくもYoutubeを観ていると「マネーリテラシーを!」なんていう動画、よく見かけます。

『おにぎり屋さんカードゲーム』では

”材料を安く仕入れる ⇒ 商品を作って高く売る ⇒ お金が増えていく”

という経営の仕組みを、ゲームを通して楽しく体験することができます。

Asobibaで遊んでいる際、1年生でも「お米を買うには20円かかるんだ」「100円出したら80円のお釣りをもらえるね」など、

お金の計算も一緒に覚えることができて、楽しいし勉強になる、そんなゲームなように感じました。

もちろんゲーム性も面白いので、好きな子からはよく「おにぎり屋さんやろ~」と声をかけられます。

『おにぎり屋さんカードゲーム』のルール

ゲームの準備

「材料カード」をよくシャッフルして、「お品書き」「カード枚数表」と並べてみんなの中心に置きます。

各プレーヤーに最初の所持金として100円を配りますが、余ったお金は散らばるので、ケースか何かに入れておくといいでしょう。

適当な方法で順番を決め、スタートプレーヤーの前に「おにぎりマーカー」を置いたらゲーム開始です。

(Asobibaで「おにぎりマーカー」を使ったことはないですが笑)

ゲームの進め方

簡単に説明すると、

  1. 自分の番が来たらサイコロを振る
  2. 「仕入」の目が出たら、材料カードをめくって順番に仕入を行う
  3. 「開店」の目が出たら、できた商品を売る
  4. 山札が無くなったときに一番お金を持っていた人の勝ち

という流れになっています。

「仕入」が出たとき

山札からカードをめくって仕入を行います。

基本的には人数分の山札をめくるのですが、仕入の目には「+1」や「-1」が書かれているので、その場合は人数±1枚のカードがめくられることになります。

サイコロを振ったプレーヤーから時計回りに欲しい食材を購入していき、一人一回ずつ順番が回ったら次の人がサイコロを振るターンとなります。

ちなみに「欲しい食材ないな~」という人は購入しなくてもOKです。

余った食材は次のターンに持ち越しとなるので、後半になると結構余ってきますよ。

「開店」が出たとき

いよいよ作った商品を売るときです!

サイコロを振ったプレーヤーから、作った商品を”1つだけ”売ることができます。

もちろん商品がないときは売れないですし、「もっと材料集めて、高いの売りたいなぁ」というときも売らなくて大丈夫です。

『お品書き』をよく見て売れる商品を選んでくださいね。

ひと回りしたら次の人がサイコロを振るターンです。

ゲームの終了

山札がすべてなくなったらゲームの終了です。

おそらく誰かが「仕入」を出したところで山札がゼロになると思うので、その時点で全員が「仕入」を行います。

最後の「仕入」が終わったあと、各プレーヤーは手札で揃っている商品をすべて売ることができます。

「高いの狙っていたけど揃わなかったな~」なんて材料があれば、このときに他の組み合わせを見つけて売ってしまいましょう。

売る商品が無くなった時点でゲームが終了となり、最後に所持金をたくさん持っていた人の勝ちとなります。

ちなみに、売れ残った材料は換金することができないので、無駄になってしまいますね。

その分所持金も減ってしまうため、「仕入は計画的に」が鉄則です。

 

流れ自体を覚えてしまえば小さいお子さんにも簡単にプレイできるお手軽仕様です。

子ども達が仕入のカードをめくる際、「頼むから”鮭”がでてくれ~~~」なんて祈る姿を見ていると、なんともかわいらしいですよ(笑)

最後のターンにはすべての商品を売ることができるので、ぎりぎりまで粘って高い商品を狙う!なんて作戦もとれそうです。

気になるほどではないけど・・

サイコロの耐久性はかなり低いです

サイコロだけでなく、お金や材料カードすべてが厚紙製です。

得にサイコロは紙製組み立て式なので、乱暴に扱うとすぐ壊れてしまうでしょうね。

Asobibaでは小さい子が遊ぶため、少しでもつぶれにくくするために、中に紙を詰めてつぶれにくくしています。

専用のケースもついていないので、保管も100均のケースが必須です。

ケースを準備したとしても1000円以下で準備できてしまうので、めっちゃお得感はありますよ♪

良くも悪くも流れはワンパターン

「お品書き」の値段設定が良くできていて、一番高価な『鮭&おにぎり弁当』は最初の所持金で作れないんですよね。

そのため最初は元手を増やすために「各種おにぎり」を販売し、そのあとは「鮭&おにぎり弁当」を目指すという流れ。

だいたいこのパターンになるため、ワンパターンと言えばそうなんですが、

一方で仕入の順番や材料が引かれる運要素がかなりあって、低学年でも勝つことのできる良点にも思います。

大人でやると相手が嫌がるプレイもできる

大人同士でプレイすると性格がもろに出ます(笑)

”手札はオープンしておく”というのがルールなので、

「あ、隣の人はこれを欲しがっているな・・・」

そう思ったら相手の欲しがる食材を買い占めてしまうなんてプレイもできちゃうんです。

まぁ正直何回か遊んでいて、それをやりすぎると結局自分の手も進まないので、普通にプレイしている人がかなり勝ちやすいんですけどね(笑)

『おにぎり屋さんカードゲーム』はアレンジはできる?

商品の数をアレンジして増やす

ゲームのバランスが崩れない程度に商品を増やすと、選択肢と悩み所が増えて面白さが増える気がします。

例えば『お米・海苔で”塩むすび70円”』とかあれば、お金の回転が速くなりますし、

例えば『お米・たくあん・おはしで”白ご飯セット100円”』とかあれば後半余りがちな「お米」と「おはし」を上手に消費できます。

「すべての食材を2個ずつ使った”デラックス弁当1000円!!”」とか夢があっておもしろいですよね(笑)

ただし本当にゲームバランスがめちゃくちゃになるので、値段設定をする際は「利益率」みたいなのを気にしてみてくださいね。

付箋を使って、食材に特殊効果をつける

食材ごとに特殊効果をつけると、戦略の幅が広がる遊び方になると思います。

「このカードを使って商品を作ると、10円多くお金をもらうことができる」

「このカードを買ったとき、続けてもう一つ食材を買うことができる」

スリーブに入れて付箋を貼ればはがれにくいし、違うルールを思いついたらその都度入れ替えることもできるので、ゲームのバリエーションが増えるかもしれません。

特殊ルールを追加する

上のは材料ごとに特殊ルールをつけましたが、こちらは”誰でもゲーム中に1回使える”みたいなルールを追加するパターンです。

「他の人から10円増しで食材を買うことができる」

「他の人に20円増しで食材を売りつける」

「お米が1つ足りなくても作ることができる」

この中から一つ選んでゲーム中に1回だけ使えるよ~、とかすると、ゲームの戦略性も大きく上がると思います。

特に中高学年以上になると頭の回転も速くなってきますし、普通のルールに飽きてしまったときなんかには、再度遊ぶきっかけになってくれたりします。

 

まだまだ考えようと思えばたくさんのルールが考えられると思いますが、

まずは通常のルールで思う存分楽しんだあと、スパイス的な要素でアレンジルールを試してみてくださいね!

まとめ

今回は『おにぎり屋さんカードゲーム』を紹介しました。

ルール的にもコスト的にも、ボードゲームを始めたい方にオススメのゲームとなっています。

おもしろいのはもちろん、小さなお子さんには勉強的な要素も持ち合わせているので、「算数頑張りなさい!」というよりも計算に興味を持ってくれるかもしれません。

最近は100均とかでも安価で面白いゲームがたくさん販売されていますよね。

家族で楽しめるようなゲームがたくさんあるので、ぜひみなさんも探してみてください。

Asobibaからは以上で~す☆

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