『ごきぶりポーカー』嫌な生き物たちにも愛着がわいてくる、そんな素敵なゲーム(笑)
こんにちは!
Asobiba館長のくぼです♪
今回は、子どもでも遊びやすく、ブラフ系ゲームの定番ともいえる『ごきぶりポーカー』の紹介です。
結論からお話しすると、
お手軽に心理戦を楽しめる反面、好みも分かれたゲーム
といった内容でした。
とは言っても20年近く遊ばれているゲームなので、ゲーム内容もおもしろく、子どもから大人まで楽しめるゲームになっています!
それでは紹介していきましょう~。
学童保育を10年以上経験した遊びのプロが、子どもと一緒に楽しめるゲームやアレンジルールを紹介していきます!
子どもとゲームで遊びたい!と考えている保護者の方や、 小学生や中学生の利用する施設に新しいゲームを導入したい!と悩んでいる職員の方は、ぜひ参考にしてくださいね♪
基本情報
ゲーム名 | ごきぶりポーカー |
プレイ時間 | 20~30分程度 |
プレイ人数 | 2~6人 |
対象年齢 | 8歳~ |
ゲームの進め方
『ごきぶりポーカー』の大きな目的は「嫌な生き物たちを、なるべくもらわないようにすること」です。
負けてしまう条件は何パターンかありますが、まずはここを押さえるとルール理解がしやすいと思います。
大まかなゲームの流れとしては、
- カードをすべて配る
- 順番を決める
- 手札を相手に押し付けあう
- 誰か一人が、「負け」の条件を満たしたら終了
となりますので、順番に見ていきましょう。
ゲームの準備
▶ カードを配る
2人プレイ以外の場合はすべてのカードをプレーヤーに配り切ります。
割り切れなかった場合の明記は特にないですが、負ける条件の一つに「すべての手札がなくなったら」というものがあるため、前回負けてしまった人や最年少の人に渡すか、余りを避けておくといいかもしれません。
2人プレイはあとで説明しますね。
ちなみにゲームに登場する生き物は8種類いるので、最初のうちに確認しておくと子ども達にもわかりやすいですよ!
▶ 順番を決める
決まればなんでもいいです(笑)
「一番最近ゴキブリと触れ合った人」とかはどうですか?(笑)
ゲームスタート
スタートプレーヤーは、手持ちのカード1枚を裏向きにして、誰か一人に渡します。
このとき「このカードは〇〇です」と宣言しながら渡すのですが、この宣言では「本当」のことを言っても「ウソ」をついても構いません。
カードを受け取ったプレーヤーの選択肢は二つ、
①相手の言ったことが、「本当」か「ウソ」かを当てる
「相手の表情を読んで推理する」というところがごきぶりポーカーのおもしろい場面。
この推理が当たったときは、カードを相手に押し付けられますが、間違ってしまうと自分がカードをもらうことになります。
いろいろと説明をしてきましたが、「相手の言ったことが本当かウソか当てるんだよ」というと伝わりやすかったです。
②他のプレーヤーに仕掛ける
渡されたカードを自分だけ確認し、同じように他のプレーヤーに「このカードは〇〇です」 と言って渡します。
このとき前の人と同じ生き物を言ってもいいですし、違う生き物を言っても大丈夫です。
なお、渡したプレーヤーに見破られてしまったら、自分がカードをもらうことになるので気をつけましょう。
自分以外の全員がカードを見ている状態では、次の人に渡せないので注意してくださいね。
カードを押し付けられたプレーヤーが次のスタートプレーヤーとなって、同じように手札を押し付けながらゲームを進めていきます。
ゲームの終了
誰か一人のプレーヤーが、
- 同じ種類の生き物カードを4枚押し付けられる
- スタートプレーヤーになったときに手札が1枚もない
いずれかになった場合にゲームが終了し、そのプレーヤーが負けとなります。
もう1パターンあるのですが、それはアレンジルールで紹介しますね。
子ども達と遊んでみた様子
流れがわかれば1年生からでも楽しめる
「お、あの人はカエルが溜まってるから押し付けてやろ・・・」
みたいに性格の悪さがモノを言うゲームです(笑)
そこは子ども達も変わらず、"カードが多い人に押し付ける"のが暗黙の了解みたいにプレイしていました。
心理戦要素も楽しいポイントなのですが、Asobibaの子ども達は「渡されたカードをめくって、他の人に渡す」というのが楽しかったみたいで、
何人で遊んでいても、だいたい最後の人にまでカードがぐるぐると回ってきてました。
Asobibaでは好みが分かれた感じ
Asobibaではけっこう好き嫌いが分かれた印象です。
▶ カードが多い
「手札をすべて配る」というルールですが、意外と一人の手持ちカードが多くなります。
正直1~2年生では持つのが辛そう(笑)
大人が遊ぶ分にはいいですが、十数枚も手に持ちながらカードを選ぶことがけっこう大変みたいでした。
▶ 順番が来ない
ルールの特性上仕方のないことですが、カードを渡す人が集中してしまうと、ほとんど順番が回ってきません。
「相手のウソを見破ること」が楽しいゲームなのに、そのチャンスがなくて暇そうにしている子もちらほら・・・
大人が混じっているときには、そこら辺を見逃さずに振り分けてあげてください。
アレンジルールを考えてみた
3種類負けにしてみる
4種類が長く感じる人にはオススメです。
負けの条件が軽くなるため、人数が多くても多少サクサク進む印象でした。
ただしサクサク進む分、「今のゲーム、順番が回ってこなかったな」と感じてしまうケースも出てくるのでお気をつけて。
生き物の種類を減らす
遊んでみて、これはけっこう良かったです。
もともと8種類入っている生き物を、何種類か減らした状態で始めます。
人数+3種類くらいがちょうどいい感じなので、3人なら6種類、4人なら7種類、5人以上でやっと全部入れる、といったところでしょうか。
初めから〇枚持ち
全員にカードを配り終えあと、手札から自分の場に好きなカードを数枚出した状態にします。
最初から嫌な生き物が溜まった状態で始めるって感じです。
「あの人はハエを出したから狙おうかな」
みたいに戦略が立てやすくなるかもしれませんし、ゲームの進行も早くなります。
2枚くらいが適当かな思うのですが、いろいろと試してみてもいいと思います。
全種コンプ負け(or勝ち)
公式の説明書にも載っていますが、「一人のプレーヤーが8種類すべてのカードを自分の前に置いた場合」も負けになるというものです。
これはこれでゲーム性が増して面白いと思いますし、反対に「すべてのカードを集めたら勝ち」にしても面白いかもしれませんね。
2人でプレイするときは
公式の説明書にも載っている遊び方です。
2人プレイの時はあらかじめ、よく切ったカードの中から10枚を抜いておきます。
残りのカードを配り終えたらゲームスタートです。
終了条件もちょっと変わって、
「同じ種類のカードが5枚たまったとき」が負けとなります。
超特殊ルールですが、2人のときは2種類だけのカードを使用して遊ぶのも、緊張感があって楽しいかもしれませんよ。
まとめ
今回は『ごきぶりポーカー』を紹介してきました!
ウソやはったりを駆使して、小学生からでも心理戦を楽しめるブラフ系ゲーム。
とても面白いけれど、人によっては好みが出るのかなぁといった印象でした。
Asobibaでは数人の女の子たちとよく遊んでいますが、大人が入ると本当によく狙われて嫌になります(笑)
それでも子ども達ととても盛り上がれるゲームになっているので、ぜひみなさんも遊んでみてくださいな♪
Asobibaからは以上で~す☆