『ごいた』150年以上続く幻のゲーム!?

ゲーム名ごいた
プレイ人数4人専用(3~6人もあとで紹介!)
対象年齢
プレイ時間10~20分
子どもの反応正直こんなにハマるとは思わなかった!

こんにちは!
Asobiba館長のくぼです♪

今日はあまり聞きなじみのない『ごいた』というゲームの紹介。

このゲームは石川県能都町から発祥し全国に広まったボードゲームで、1ゲーム5分あまりで決着がつく短期戦でありながら、仲間との協力や駆け引きの楽しめる奥の深いゲームです!

なんと150年前から遊ばれていたというこのゲーム!いまの小学生達にも大ハマりでした!
学童・Asobibaで実際に遊んでみた様子をお伝えします。

かんたんルール説明

配られた数枚の手ゴマをすべて出し切れば上がり!

上がったときに点数をもらうことができ、チームで合計150点取ったら勝利。

 『ごいた』ってどんなゲーム?

説明の前に、この『ごいた』というゲーム、『ごいたカード』みたいなのも売っているんですが、

これ作れるんじゃね???

と思って自作しちゃいました(笑)

総製作費330円!

総製作時間10分!!

100均にある12個入りの木片さえあれば作れちゃうので、お時間があれば作ってみてください(笑)

 

さて話を戻して『ごいた』の進め方ですが、このゲームは「手札を使い切る系」のゲームになります。

覚えてほしいのは「受け」と「攻め」というアクション。

スタートプレイヤーが「受け」コマを出した後に「攻め」コマを出し、その次のプレイヤーも「受け」のコマを出してから「攻め」コマを出すという流れ。

前の人の「攻め」に対して、同じコマを持っていれば、そのコマを出すことで「受け」ることができますが、
持っていなければパスをして、また次の人が「受け」をします。

こうやってどんどんとコマを消費していって、最終的に手ゴマのなくなった人にポイントが入るというルールです。

おもしろいのはチーム戦というところ。

このようなゲームで明確にチーム戦となっているものってあまり見かけないんですよね。

「同じチームの人のコマを早く減らしたいから、仲間の攻めはあえてスルー!」みたいな戦い方もしてました。

 学童で遊んでみた様子

「将棋? あ、でも裏がないね」が第一声。

ルール説明の前から、将棋に似たコマを使うゲーム、というところで抵抗感が少なくなるのいいかなぁなんて思ったりします。

ゲームのルール説明で子ども達に強調するのは3つだけ、

  • 手札を使い切ったらポイントがもらえるよ
  • 「受け」と「攻め」という言葉を覚えてね
  • 自分の番が来たら「受けて攻める」か「パス」だよ

ほんとにこの3つで十分でした。

ややこしいルールも少ないので1年生からめっちゃ楽しんで遊べますし、もちろん高学年と一緒に戦うこともできちゃいます。

さらにチーム戦なので、苦手な子を得意な子がカバーしたり、学年対抗なんかもできちゃって、いろいろとドラマの生まれるゲームです!

 

何度も子ども達と対戦した印象ですが、このゲームは手札運以上に戦略性がめっちゃくちゃ大切ってことに気づきました。

不思議とすんごい強い子がいたり、引きはいいけどなかなか勝つことのできない子がいたり、

ぼくもどうすれば勝てるかはまだわかっていないですが、かなり奥が深いゲームです!

 遊んでいて気になったところ

複雑なルールがある

ルール自体は簡単な『ごいた』なんですが、実は「し」と「王」のコマのルールが多少複雑だったりします。

すべての説明はめんどくさい(笑)ので省きますが、「王」の特殊ルールのみ採用し、「し」のルールは学童・Asobibaでは採用していません!

ただ、これでも十分楽しめるので、「楽しきゃおっけー」の精神で大目に見てください。。。(笑)

気になる方はぜひGoogle先生まで(笑)

4人対戦が前提のゲーム

『ごいた』は基本的に4人限定の遊びです。が、それだと子ども達も納得しないので、無理やり特別ルールも作ってしまいました!

4人以外で遊ぶにあたって、「オリジナルのコマ」というのがとても役に立ちました。

これについてものちほど紹介しますね。

点差が開くとやる気スイッチがきれる

得点ゲームの永遠の課題だと思っています。。。

150点に到達する前に、130-0、みたいな点差がつくとやる気が一気に下がる子がいます。

これも性格によるものだと思いますけどね。ちょーっと気になったところでした。

 

ただ思った以上に子ども達から「やりたーい」の声が多く聞こえてうれしかったゲームでした!

勝ち負けの条件やルールがシンプルというのがよかったんでしょうね。

ぼくも大好きなゲームの一つです!

 4人以外のルールでやりたい!!!

『ごいた』は基本的に32枚のコマを使用してプレイするのですが、オリジナルコマ「銅」の4枚を作成したことで、多人数での対戦もできるようになりました!

(なくてもできると思うのですがちょっと物足りなくて)

ちなみに「銅」にした理由は東京オリンピックに乗っかってですね。ほかに「金」と「銀」があったのできれいに並んだんじゃないでしょうか?

がんばれニッポン!

話が逸れましたが、4人以外でやるパターンです↓↓↓

3人対戦の場合

  • 使うのは基本コマのみ
  • チーム戦ではなく個人戦
  • 配る枚数を10枚にして、残った2枚は裏向けて余りとする
  • それ以外は通常と同じ進み方

一人当たりの手札が多くなるので戦略性が重要になってきます。

こないだぼくもやったんですが、一番強いはずの「王」を2枚もっていながら惨敗したという(笑)

5人対戦の場合

  • 使うコマはオリジナル合わせた36枚
  • チーム戦ではなく個人戦
  • 配る枚数を7枚にして、残った1枚は裏向けて余りとする
  • 7枚なので最後の1枚を「受け」た時点で終わり

「受け」で終わりになるため、4人対戦と戦略が変わってどんなコマを残すのかが重要になってきます。

残り1枚になったけど、実はもう場に出きっていたなんてこともあるかも。

6人対戦の場合

  • 使うコマはオリジナル合わせた36枚
  • 向かい合う人同士で3チームのチーム戦
  • 配る枚数を6枚にして余りはなし
  • それ以外は通常と同じ進み方

大人数でもできるやりかたで、実際に子ども達ともこれでやりました。

手ゴマが6枚なのでテンポよく進んでいき、チーム数が増えた割には時間もそれほどかからないかなといった感じです。

やりたい子がたくさんいる場合にはおすすめの方法ですね。

 まとめ:チームで楽しめる戦略ゲーム!

トランプやUNOと同じように、幅広い年齢層で楽しめるゲームといった印象です。

ルールが複雑なボードゲーム・カードゲームとはまた違った楽しみがあり、「ちょっとやろうか」みたいなノリで遊ぶことができます。

なかなかチーム戦でのボードゲームも少ないので、学年で分けたり力を同じにしてみたり、仲間との協力もみられるゲームです。

みんな真剣になって「受けます!」「攻めます!」なんて言っている姿は、ほんとに微笑ましいですよ(笑)

ぜひみなさんもやってみてください!

Asobibaからは以上で~す☆

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