『ラミィキューブ』頭をフル回転させろ!80年以上愛される定番ゲーム

こんにちは!
Asobiba館長のくぼです♪

今日紹介するのは、登場してから80年以上愛され続けているゲームで、世界大会も開かれるほど大人気のゲーム『ラミィキューブ』です。

結論から話すと、めっちゃおもしろいけどそのまま子ども達と遊ぶのであれば3~4年生以上がちょうどいい、低学年と遊ぶ場合は工夫が必要じっくり考えるのが好きな人には最高のゲーム!といった感想です。

下の方に「低学年の子と遊ぶ場合のライトバージョンも載せているので、参考にしてもらえたら嬉しいです!

遊びながら脳みそをフル回転させ、終わった後の達成感が格別なゲームになっています。

子ども以上に大人も大ハマりしちゃうような『ラミィキューブ』、さっそく紹介していきましょう。

学童保育を10年以上経験した遊びのプロが、子どもと一緒に楽しめるゲームアレンジルールを紹介していきます!
子どもとゲームで遊びたい!と考えている保護者の方や、小学生や中学生の利用する施設に新しいゲームを導入したい!と悩んでいる職員の方は、ぜひ参考にしてくださいね♪

基本情報

ゲーム名ラミィキューブ
プレイ時間1ゲーム 20分~
プレイ人数2~4人(4人推奨)
対象年齢7歳以上
※独断と偏見で決めています(笑)

『ラミィキューブ』ってどんなゲーム?

目的と進め方

このゲームの目的は、「誰よりも早く、手持ちのタイルを出し切ること」です。

最初に配られたタイルや、ゲームを進める中で増えていったタイルを、いかにして場に早く出し切れるかを競います。

大まかなゲームの流れとしては

  1. タイルを全員に14枚ずつ配る
  2. 順番を決めて、時計回りで出していく(出せなかったら1枚引く)
  3. 手持ちタイルが無くなったら終了

細かなルールもありますが、この流れさえ覚えておけば十分遊べるでしょう。

子ども相手に遊ぶことが多いので、細かいことは気にしません(わかちこわかちこ笑)

場に出ている枚数も少ない序盤の内はわかりやすくても、後半になるにつれて場のタイルがどんどん増えていくと考えるのが大変!

さらに公式の大会では1人1分が持ち時間と決められているため、焦りにも支配されていきます。

子どもと遊ぶときなんかは時間はざっくりでもいいかもしれませんね。

タイルの出し方

これがわかれば今すぐにでもラミィキューブで遊べちゃいます!

ポイントは以下の3つ

  • 「ラン」または「グループ」を作って出す
  • 場に置けるのは3枚以上の組み合わせ
  • すでに場にあるタイルを自由に並び替えて置くことができる

順番に見ていきましょう

▶ 「ラン」または「グループ」を作って出す

ラミィキューブでは「ラン」と「グループ」という方法でタイルを出していきます。

「ラン」というのは、同じ色の連続した数字の組み合わせ

「グループ」というのは同じ数字で違う色の組み合わせ

なので連続した数字だけど色が違ったり、同じ数字なのに色まで同じになっちゃったりするものはNGです。

画像で見た方がわかりやすいかな?

これらのルールをもとに、手札や場のタイルから探して出していきます。

▶ 場に置けるのは3枚以上の組み合わせ

「ラン」と「グループ」の並び方はわかりましたか?

これらがわかったら、あとは3枚以上の組み合わせを見つけるだけ。

「3枚以上」であればOKなので、5枚セットの「ラン」とか4枚セットの「グループ」も出せますよ!

▶ すでに場にあるタイルを自由に並び替えて置くことができる

このルールがラミィキューブの一番のポイントであり、脳みそをフル回転させて考えるところ。

手持ちのタイルを出す際は「すでに場に出ているタイルも使っていいよ」というルールがあります。

まずは画像を見てもらって、

自分の手持ちタイルだけでは⑨のタイルが出せないのですが、すでに場に出ている5枚セットの「ラン」を分解することで出すことができました。

ちょっと複雑になってくると・・・

場に出したタイルは3枚以上でなければいけませんが、こんな感じで場のタイルを動かせば2枚も手持ちタイルを出せちゃいます!

以上がラミィキューブの目的と進め方になります。

これで今日からラミィキューバーの仲間入りですね(笑)

子ども達と遊んでみた

Asobibaで遊んでみた様子

Asobibaでもがっつり遊んできましたが、冒頭でも話したように3年生くらいまでは苦手な子は多かった印象…

手札から出したり、1枚だけ場のタイルにくっつけたりはできるんですが、わちゃわちゃ組み替えるとなるとまだ上手にできない子が多かったかなぁ。

ただ「面白い!」ってハマってくれた子はもちろんいましたし、子どもの発想力や思考力はどんどん伸びていくので、遊び続けることが大事だったりするのかなって思います。

明確に「私これ苦手かも…」「めっちゃおもろい!」と反応が二極化しました(笑)

ライトバージョンを考えよう

ただいろんな学年が遊びにくるAsobibaなので、みんなで遊べた方が面白いと思いライトバージョンも考えています。

本ルールで遊ぶ前の導入や、興味付けとしていいかもしれません!

▶ 枚数を減らして遊ぶ

単純に数字の種類を減らすだけでも組みやすさが変わります。

例えば、本来1~13までのタイルが入っているところを1~10までにして遊んでみるとか。

数字の幅が狭くなれば、それだけ組み合わせも見つけやすくなると思うので、低学年と一緒に遊んだり、初めて遊ぶ子にルールを教えながら遊びたかったりするときにはいいかもしれないです。

▶ ジョーカーをあらかじめ場に出しておく

ラミィキューブには数字カードの他に、どのタイルの代わりにもできる「ジョーカータイル」が2枚だけ入っています。

かわいいですよね?(圧)

これをあらかじめ場に2枚出しておくことで、組み合わせの自由度が高くなり、手持ちタイルを出しやすくなるでしょう。

ぼくが家で2人勝負をするときなんかにはこの方法を使っています。

どうしても最初の人が有利になってしまうんですが、そこはご愛嬌ということで。

▶ 何組かのセットをあらかじめ出しておく

これもジョーカーと同じような理屈で、初めからセットを出しておくという方法。

7と8が反対になってました!ごめんなさい…

画像では①~⑬の「ラン」を一つ出した状態になっていますが、この方法も出しやすさがかなり高くなります。

むしろ、組み換えの方法を実践で覚えるには良い方法かもしれません。

▶ 手持ちタイルをオープンして遊ぶ

これは対戦というよりも、出し切ることの達成感重視の方法です。

全員のタイルをオープンした状態でゲームを進めることで、「これ出せそうじゃない?」という周りからのアドバイスや、協力プレイのような一体感が生まれます。

得意な子が低学年に教えてあげる様子が見られれば、それはもうヒーローみたいな感じ(笑)

対戦は慣れてきてからでもおっけーです。

▶ 積まずに袋を用意する

これはAsobibaでやっていることですが、少しでもスタートまでの時間を短縮するために中身の見えない袋に入れてプレイしています。

本来はタイルを積んでから始めるルールなのですが、タイルを取るときもここに手を突っ込んでとるため積む手間が無くなりますし、「タイルは袋の中」という意識が子ども達にもあるため片付けも簡単です。

また、タイルを積むと不安定になってしまう場所やカーペットの上でもできるので、箱の中に用意しておくだけでとても便利ですよ♪

 

いくつかバリエーションを紹介しましたが、Asobibaで遊ぶときにはこの中の何種類かを組み合わせながら、一緒に遊ぶ子ども達の様子に合わせて変えていくといった感じですかね。

もし学童などの施設で遊ぶ場合や、お家で低学年の子と一緒に遊びたいご家族の方なんかは、一度参考にしてみてください。

こんな人にオススメ!

オススメな人

パズルゲームが好きな人、じっくり考えるのが好きな人、三度のメシより数字が揃っていくことに喜びを感じる人にはぜひ遊んでもらいたいゲームです。

足し算や引き算といった算数的要素ではなく、数字を使ったパズルといった感じのゲームなので、算数に苦手意識を持ち始めた子どもなんかでも楽しんで遊んでくれることでしょう!

それでも初めは苦手意識を持つかもしれません。

そんなときは、上で紹介したようなライトバージョンもお試しあれ。

知育にもってこい♪

ラミィキューブは子どもの知育にとても効果の高いゲームだと思います!

組み合わせを考えて見つける「発想力」、複雑に並んでいるタイルをシンプルに考えて組み替えていく「論理的思考力」、思いついたことを自分の順番まで覚えておく「記憶力」、むりやり結び付けてると感じるかもしれませんが、ボードゲームを遊ぶことで間違いなく育っていきます!

最近では子どものうちからそのような力をつけるために、「子どもの習い事としての麻雀教室」が流行っていることも話題になりました。

頭を使い、手も使い、楽しみながら成長していきましょう!

まとめ

今回紹介した『ラミィキューブ』、実はぼくの家族も大好きなゲームの一つなので、いつも以上に熱く語ってしまいました(笑)

ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございます。

世界大会も開かれるくらい有名で、子どもから大人まで楽しめる、そして知育にもつながるような最高のゲームになっています。

ぜひみなさんも、ご家庭やAsobibaで一緒にラミィキューブをしながら、脳みそが疲れる感覚を楽しみましょう!

Asobibaからは以上で~す☆

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