『ビス20』協力して20まで数えよう!
こんにちは!
Asobiba館長のくぼです♪
今回は1~20までの数字を数えることができれば小さいお子さんでも遊べてしまう、”協力”&”記憶”系のゲーム『ビス20』の紹介です。
最初に結論からいうと、おもしろいんだけど記憶系のゲームは子ども達から選ばれない印象!ハマり具合は△
といった感じでした。
「〇〇君は20まで数えられる?」
「できるにきまってるじゃん!もう2年生だよ!(笑)」
毎回お決まりのやりとりから始めますが、本当に20まで数えられれば未就学児でも遊べちゃうくらい取り組みやすいので、
”記憶力系”が好きな方にはめちゃめちゃ良いゲームだと思っています。
それでは紹介していきましょう。
ゲーム名 | ビス20 |
プレイ時間 | 20分程度 |
プレイ人数 | 2~8人 |
対象年齢 | 7歳以上 |
学童保育を10年以上経験した遊びのプロが、子どもと一緒に楽しめるゲームやアレンジルールを紹介していきます!
子どもとゲームで遊びたい!と考えている保護者の方や、 小学生や中学生の利用する施設に新しいゲームを導入したい!と悩んでいる職員の方は、ぜひ参考にしてくださいね♪
『ビス20』のルール
ゲームの準備
このゲームには、裏面がネイビーの『数字カード』と、クリーム色の『指令カード』が入っています。
まずはみんなの中心に、裏向きのままよく混ぜた『数字カード』を置きましょう。
次に同封されている宝石を、遊ぶプレイヤーの人数に応じて準備します。
- 2~3人・・・13個
- 4~6人・・・16個
- 7人以上・・・20個
これがみんなのライフになるわけですね。
そしたら今度は『指令カード』も裏向きにしてよく混ぜ、『数字カード』の横に置いたら準備完了。
『数字カード』は置く枚数によって難易度が変わるので、お好みの枚数置いてくださいね。
- レベル1・・・6枚
- レベル2・・・10枚
- レベル3・・・14枚
- レベル4・・・18枚
最初はレベル1から始めて、徐々に難易度をアップしていくのがいいと思います。
スタートプレイヤーを決めたらゲーム開始です。
ゲームの進め方
簡単に説明すると、”全員で協力して1~20の数字を順番に言っていくだけ”というルールです。
ただし、回を重ねるごとに指令が追加されていくので、間違えず、かつスムーズに言わなければなりません。
最初の指令を決める
”最初の指令”として『数字カード』を2枚めくり、この2枚の数字を”入れ替えて”数えていきます。
この場合だと、1→2→19→4→・・・17→18→3→20!!!
という具合です。
このゲームが終わるまではずーっと入れ替えたままになります。
次の指令カードをめくる
ミスをすることなく20まで言うことができたら、次に移る前に新たな『数字カード』と『指令カード』1枚ずつをめくります。
ここから先は”数字”と”指令”がセットになるため、その数字のときには指令に示された行動をしなくてはいけません。
たとえばこのような指令が出た場合には、
「5のときにコケコッコーと言います」という指令になるため、
1→2→19→4→コケコッコー!→6→・・・17→18→3→20!!!
となるって感じですね。
さらに、”一番新しい指令以外は隠しておく”のが決まりなので、何番のときに何の指令が出されたか覚えておく必要があります。
以降は20まで言うことができたら次の指令がめくられます。
どんどん増えていく指令を最後までスムーズに言い切ることを目指しましょう。
ちなみに他の人が思い出しているとき、「この指令だよ~」なんて手助けするのはナシですよ。
ゲームの終了
すべての指令をクリアした場合
山札に置かれた指令カードをすべて終えたらゲームクリアです!
さらに難しいレベルに挑みましょう。
ちなみにAsobibaで子ども達と遊んだときは、レベル2が限界でした(笑)
失敗した場合
1回ミスをするたびに宝石を箱に戻していきます。
指令をクリアできずに最後の宝石が箱に戻された時点でゲームが終了となるので、みんなで健闘を称えながら次回のゲームで頑張りましょう。
子ども達と遊んだ様子は?
協力系のゲームは単純に盛り上がれます!
正直Asobibaでは頻繁に遊ばれるかというと微妙なところですが、一度遊び始めると間違いなく盛り上がるゲームです。
最初のうちは簡単に進むけど、指令が増えるたびに思い出すのに時間がかかり、「間違えないでしょ~」って思ったところで何回もつまずいたりしちゃいます。
Asobibaでの感じだと、中学年~高学年の子たちでレベル2くらいがちょうどいい難易度かな?
というか、大人がやっても10枚以上は至難のわざですよ(笑)
新たな指令が追加されるたびに、片っ端から前の指令を忘れていくので、
「この数字でなんかあるの!なんかあるんだけど思い出せないの!!!」
なんてことがしょっちゅう起こります。
指令が多くなればなるほど、成功したときの達成感はハンパないです。
アレンジできる?
対戦形式にしてみる
説明書にも書かれていますが、本来は協力ゲームの『ビス20』を対戦形式にしてもおもしろいと思います。
全員が同じ数ずつ宝石を持ち、間違えてしまった人から宝石を減らしていく。
誰か一人の宝石が無くなった時点で終了し、一番多く宝石を持っていた人が優勝となる、というルールです。
協力のときとうってかわって、誰かが思い出せずに悩んでいる姿を見ると、ニヤニヤしてしまうんじゃないでしょうか(笑)
エキスパートモード
「レベル4なんて簡単に終わっちゃうぜ」なんていうツワモノがいたらさらなるエキスパートモードに挑戦してみてください。
やることは”数字カード1枚に対して、指令カード2枚をめくる”だけ。
例えば↓ようなカードが出たら、「7のときに立ち上がりながら、数字を叫ぶ」みたいな。
指令カードが40種類あるので、最初の数字交換をなくせばちょうど20まで2枚ずつ指令をつけることができますね。
これ以上の高難易度はないでしょう~っていう玄人向けのルールです。
超簡単モード
一方こちらは小学生よりも小さいお子さんと遊ぶときの簡易ルールです。
本来は20までの数字を使いますが、それを15とか10までに減らして同じように遊びます。
「10までなら数えられるよ!」というお子さんと一緒に遊びたいときなんかは、お手軽に挑戦しやすいと思います。
指令に関しても、「立ち上がる」とか「あくびをする」みたいなわかりやすい指令をピックアップしてあげると、お子さんも取り組みやすいかもしれませんね。
まとめ
記憶力をフルに働かせないとクリアできない協力ゲーム、『ビス20』を紹介しました。
なかなかおもしろいゲームだと思うんですけど、記憶力系のゲームって好き嫌いが分かれる印象なんですよね。
お家なんかで家族そろって遊ぶにはめちゃめちゃ良いゲームだと思います。
一方で、学童やAsobibaでは、「もう一回!」みたいな感じにはなりにくかったかなぁ。
おもしろいゲームには変わりないので、気になる方は遊んでみてください~。
Asobibaからは以上で~す☆