『トマトマト』超絶早口言葉で読み上げろ!

こんにちは!
Asobiba館長のくぼです♪

今回紹介するのは、並べた絵柄を早口言葉で読み上げる『トマトマト』というゲーム。

結論からお話しすると、面白いけど低学年には遊びずらいかなぁ…
でもちょっとアレンジすれば楽しめる?といった内容でした。

上手に言えるととても嬉しいし、途中でつっかえてしまっても笑えてしまう、わいわい盛り上がれるようなゲームです。

それでは紹介していきましょう~

学童保育を10年以上経験した遊びのプロが、子どもと一緒に楽しめるゲームアレンジルールを紹介していきます!
子どもとゲームで遊びたい!と考えている保護者の方や、 小学生や中学生の利用する施設に新しいゲームを導入したい!と悩んでいる職員の方は、ぜひ参考にしてくださいね♪

ゲーム名トマトマト
プレイ時間20分程度
プレイ人数3~6人
対象年齢6歳以上
※数値は独断と偏見で決めています(笑)

トマトマトってどんなゲーム?

ゲームの目的と進め方

トマトマトの目的は「カードを集めてたくさんの”トマト”を作ろう」というもの。

早口言葉で読み上げていくのがトマトマトのメインですが、それ自体が目的ではないよ!というのを気を付けてあげてくださいね。

流れは以下の通り、

  • 順番が来たらカードを並べて増やしていく
  • 頑張って読む!
  • 誰かが間違えたり噛んでしまったら、他の人が並んでいるカードをもらう
  • もらったカードの中から、最終的に「トマト」になる組み合わせが多かった人の勝ち

カードもらうためには早口言葉で間違えちゃいけないよ、だから頑張って読もうね、というのが一連の流れになってます。

低学年中心で遊ぶときは「読み上げること」を目的にしてもいいですが、中学年以降だと正しいゲームルールの中で遊ぶのを楽しみにしている子も多いですからね。

最初の目的確認は大事にしてあげてください。

細かいルールはYoutube先生と説明書に任せます(笑)

どんなカードがあるの?

基本的にめくっていくのは通常カードといわれるこちらのカード

それぞれ「トマト」「マト」「マ」「ト」の4種類。

カードが増えていく毎に、これらのカードがどんどんと増えていって、激ムズ早口言葉が完成していきます。

また、リバースカードも入っているため、慣れてきたころに反対読みで苦戦するなんて場面も見られるかもしれませんね。

他にも「ポテト」というカードが1枚だけ入っていて、得点には加算されませんが、子ども達のアイドル的存在みたいになっています(笑)

ゲームの終わり方

山札がすべてなくなったらゲーム終了です。

自分が獲得したカードの中から、「トマト」となる組み合わせを探してください。

「トマト」

「ト」「マト」

「ト」「マ」「ト」みたいな感じ。

ここで出来上がった「トマト」が一番多かった人が優勝です!

ちなみに、得点が同じになった場合は「ポテト」のカードを持っていた人が勝つんだとか。

なんとしてでもポテトは確保しましょう(笑)

子ども達と遊んでみた

一言で言いましょう。

子どもがかわいいんだこれ(笑)

並んでいるカードを一生懸命に読んでいる子ども達を想像してみてください!

「ト・・・マト・・・トト・・ママト・・・ふぅ」

勝負とか関係なしに「がんばれ~」って応援したくなっちゃいますよ(笑)

一方で、”間違った”とか”詰まった”みたいな判断が難しくなるところが悩ましい。

Asobibaでも、1年生が読んでいるときはか~なり甘めの判断にして遊んでいますし、一緒に遊んでくれる高学年の子なんかもユルく見てくれています(大人にはめちゃんこ厳しいです…)

さじ加減で勝敗が決まってきてしまうので、それを良しとできるのであればオススメできますが、う~んと感じてしまうのであれば無理に遊ぶ必要はないのかなぁ、というのが正直な感想でした。

アレンジを考えよう

ボードゲームを見るとアレンジルールを考えてしまうのは職業柄ですかね?

ただ今回のトマトマトに関しては、少しのアレンジで遊びやすくなるのでぜひ試してほしい内容です♪

タイマーを活用する

「間違えたり」「止まったり」「遅すぎたり」って、子ども達と遊ぶときにはあいまいな判断になってしまいます(そこも楽しいんで悪いわけではないです!)

そこでAsobibaではタイマーを活用することにしました。

例えば「1年生は7秒以内に読み上げようね。間違ったら何回チャレンジしてもいいけど、タイマーが鳴ったら失敗だよ」というルール。

これだと成功と失敗の判断がしっかりわかりますし、子ども達も自分の失敗を納得してくれます。

「はい今のは失敗~」「成功したもん!」の言い争いは小学生あるあるですもんね。

1年生は7秒、他は5秒、大人は3秒、みたいにハンデをつけると、年齢が違う人同士でも大きく結果が広がりません。

『トマトマト』✖『タイマー』

ぜひ試してみてください。

制限時間内に何枚読めるかチャレンジ

上と同じくタイマーを活用したルールです。

まずあらかじめ数十枚程度のカードを一直線に並べておきます。

そして制限時間(例えば10秒)を決めたら、 タイマー を押したと同時に読めるところまでを読んでいき、一番たくさん読めた人が勝者というルールになります。

これなら1回1回の対戦が短時間で済みますし、「前と比べて5枚も多く読めるようになった」みたいな、自分の成長も感じることができるのではないでしょうか?

2人しか集まらなかった時などには試してみてください。

まとめ

今回紹介したのは、早口言葉を競う『トマトマト』というゲームでした。

面白いゲームだけど、人と年齢を選ぶかなぁというのが正直な感想です!

まったく話は逸れますが、トマトマトに入っているサイコロは、他のゲームのアレンジにも使えるのでけっこう便利なんですよね(笑)

以前紹介した『スティックスタック』でも、トマトマトサイコロを使ったアレンジを紹介させていただきました。

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そういった目的で、一つ持っていてもいいかもしれませんね。

Asobibaからは以上で~す☆

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