『サメマゲドン』マグロアトミック3DCG シャーク!!ってなんだそれ!?(笑)

ゲーム名サメマゲドン
プレイ人数2~6人
対象年齢10歳以上
プレイ時間10~15分

かんたんルール説明

サメの頭・胴体・尻尾、3種類のパーツを組み合わせて、自分だけの最強融合サメを作り、

エネミーを倒して得点を稼いでいくゲーム。

※途中、本来の目的が変わる可能性あり(笑)

こんにちは!
Asobiba館長のくぼです♪

さまざまなパーツを組み合わせて最強の融合サメを作ろう!というコンセプトのゲーム。

エネミーをたくさん倒して得点を稼いだ人が勝ちというルールの一方、「一番長くて面白い名前のサメを作る」という大喜利要素に走りがちなゲームでもあります。

目的が変わっても楽しめる『サメマゲドン』を今日はご紹介。

 サメマゲドンってどんなゲーム?

今年の春に発売された『サメマゲドン』。

いろいろなサイトやYoutubeで取り上げられていたので気になって導入してみました!

このゲームは『ソクラテスラ』を制作しているAzb.Studioさんから出たゲームで、『ソクラテスラ』ではゲームは偉人や賢人を「融合・合体」させていくという、なんとも子ども心をくすぐられるもの。

サメマゲドンも同じように、サメのパーツをどんどん合体させて強くさせていくものなので、この会社は融合・合体が好きなんでしょうね(笑)

簡単にサメマゲドンのルールを説明しますが、自分のターンになったらやることは大きく2つ

 ①「カードを引く」「サメを強くする」この2つを組み合わせ、計3回行動する

 ②「サメマゲドン」と宣言して敵と戦う

このゲームの肝は「自分だけのオリジナルサメを強く育てること」なので、山札からカードを引きつつサメの攻撃力を高めていくんですね。

途中で「いきなりサメマゲドン」カードが出てきてしまったら、戦うことのできる敵を選んで強制バトルが始まるため、弱いサメで戦うことも多いんですが、

エネミーにやられてしまったり、他のプレイヤーに負けてしまったりしながらより多くの得点獲得を目指していきます。

 サメマゲドンを遊んでみて

合体ってやっぱり子ども心に刺さるし、それだけで楽しみが一つ増える要素になるんすよね。

でも「自分のターンでできることの説明」、「攻撃力計算のやり方」、「敵の沈没ルール」小学生だけだと理解しづらいことも多かったです。

大人が入ってやる分にはとても楽しいですが、小学生が自分たちだけで遊べるかというとちょっと疑問が残るかなぁ。

一番の難点はサメをつなげればつなげるほど面白いこと(笑)

ルールの理解に時間がかかることもありますが、大概どれだけ長いサメを作れるかに執着してしまって敵と戦うことを忘れるっていう(笑)

中には本来の目的に沿って「サメマゲドン」を発動すると、これまで育てたサメがいなくなってしまうので怒っちゃう子どももいたりしました。

「せっかく長くしたのに!!!」

もう本末転倒(笑)

「楽しければおっけー」の精神でプレイするので楽しいことは楽しいが、子ども達だけだと目的が変わってくるため、そこの調整が一苦労です。

かといって純粋に勝ちに行くとけっこうあっさりしちゃうというジレンマに陥る。

うーん、なやましい。。。

 推しポイント、気になるポイント

推しポイント

▶ビジュアルと「最強のサメを作る」というフレーズに子ども達は興味津々

何度も言いますが合体は子どもたちのロマンです(笑)

いくらでも強くできるということが、特に男の子たち中心にハマっていた印象でした。

「ぼくは我が道を貫く!」

と言わんばかりに、延々とサメの強化に勤しんでいました。

 

▶「結局マグロやんけ」

途中で入ってくるマグロがめっちゃいいアクセント(笑)

「結局マグロやんけ」で大体ひと笑い起きるので、ツッコミスキルがそこそこある人が一緒にやれば面白く進行できちゃいます。

「トリプルヘッド エイリアン ゴリラ サブマリン マグロ!!!」

「結局マグロやんけ!」

はい、鉄板です。

 

▶子ども達が読みやすい

これは普通に良い点。

サメの名前がほぼカタカナなので、カナを習った小学校低学年であれば気持ちよく名前を叫ぶことができます。

ゲームを進めるたびに「これなんて読むの?」が続くのって、結構気持ちが冷めちゃうんですよね。

エネミーや説明部分に漢字も使われているんですが進行上では大きく問題にならず、むしろ最初にざっくり説明しておけば問題はないかなって思います。

 気になるポイント

▶突然始まる「だれが一番長いの作れるか選手権」

『ソクラテスラ』でも同じような現象があったんですが、面白い名前になればオールOKという流れは突然訪れます。

低学年ほどこの呪縛にハマるようで、山札が無くなって勝敗を決めるときに長く作った子は自信満々勝った気でいますが、実際は堅実にエネミーを倒した人が勝つということがしばしば。

終わったときに「ん?」「ん??」となることもしょっちゅうでした。

10歳以上というのもよくわかります。

 

▶プレイ時間が思ったより長い

公式では10~15分となっていますが、実際は30分以上かかることが多かったです。

小学生中心に遊んでいるというのも原因にありますが、長いサメを作る → 攻撃力を聞いてくる → さらに強くする → 何度も攻撃力を確認してくる、みたいな流れが続くためどうしても長くなってしまうのでしょう。

エネミーを倒すために効率よくサメを作って・・・なんてことは一切考えていないのでね(笑)

 まとめ

『サメマゲドン!』見た目のインパクトに面白さが凝縮されたゲームでした。

『ソクラテスラ』に比べて「攻撃力」という要素にピックアップしたので取り掛かりやすくなったのは確実で、小学生にも見た目でわかりやすいゲームでしょう。

ビジュアルに騙されがち?ですが、実は大人でやるとよく考える必要があるゲームで、

「いつサメマゲドンを宣言するか」「何色のサメをどれだけ強くするか」「エネミーが沈没する前にどこで戦いを仕掛けるか」といった戦略要素がある中で、「おもしろい名前」に目が奪われがちなのがもったいない気もします。

ときどき長い名前のサメを作りたくなる子が現れるのでAsobibaには置いてありますが、学童に常備するかと言えば候補からは外れるかなぁといったゲームです。

とはいえ面白いので、一度くらいはやってみてもいいかもしれませんね。

 

Asobibaからは以上で~す☆

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