『スティックスタック』3分で始められるお手軽バランスゲーム!
こんにちは!
Asobiba館長のくぼです♪
『ジェンガ』や『キャプテンリノ』といったバランス系のゲームは、積むときのハラハラ感や崩したときの盛り上がりなど、子ども達にも非常に人気のジャンルです。
今日はその中の一つ、『スティックスタック』というゲームをご紹介。
結論から言うと、「積み方」に高い自由度がありながら、バランスゲームのハラハラ感もしっかり併せ持つ、とても面白いおすすめのゲームです!
バランス系は一つあるだけで気軽に遊ぶことができますし、難しいルールも一切いらないですからいいですよね。
それでは紹介していきましょう~。
学童保育を10年以上経験した遊びのプロが、子どもと一緒に楽しめるゲームやアレンジルールを紹介していきます!
子どもとゲームで遊びたい!と考えている保護者の方や、小学生や中学生の利用する施設に新しいゲームを導入したい!と悩んでいる職員の方は、ぜひ参考にしてくださいね♪
基本情報
ゲーム名 | スティックスタック |
プレイ時間 | 15分程度 |
プレイ人数 | 2~8人 |
対象年齢 | 8歳以上(ただし1年生でもできていた) |
※数値は独断と偏見で決めています(笑) |
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スティックスタックってどんなゲーム?
ゲームの目的と進め方
「3分で始められるタクティカルバランスゲーム」のキャッチコピー通り、ルールはいたって簡単。
まず目的としたら、袋から引いたスティックを落とさないように乗せていくという、バランスゲーム定番のルールです。
流れもめちゃくちゃ簡単で、
- 袋からスティックを引く
- 引いたスティックを、色を合わせてタワーに乗せる
- 倒してしまったらアウト
というもの。
スティックの色をそろえて置くというルールさえ守れれば、タワーに置こうがスティックの上に重ねようが自由!
安全に置く?あえてバランスの悪い置き方を狙う?戦略性や性格がもろに出るゲームでした(笑)
ゲームの終わり方
スティックを落としたり、タワーを倒してしまったりしたプレイヤーは減点となり、ラウンド終了時に減点が11点たまってしまうとゲーム終了、その時点で減点の一番少ないプレイヤーの勝利となります。
途中でスティックを落としてしまうと手元に残って減点になってしまうのですが、タワーが倒れるまでが1回のラウンドなので、その間に手元にたまったスティックはラウンド中なら使う(減らす)こともできます。
タワーの上にスティックがたまるほど落ちる本数も増えていきますが、そこは救済措置として「タワーを倒したときは、どんなにスティックが落ちても減点5点」と決まっているため、一発で勝負がついてしまうことは少ないです。
子ども達と遊んでみて
Asobibaで子ども達と遊んでみたのですが、スティックを引くまでどこに置けるかわからないというドキドキ感と、積めば積むほど崩れてくるバランスで「あそこなら置けるんだけど、置いたらそのまま崩れるかも~」というジレンマがなかなかおもしろいゲームだなぁ、といった感想です。
まったく置けなくなることはほとんどないですし、小学生でも簡単に積んでいけますが、15本目あたりからだんだんと難しくなっていき、20本を超えるころにはいつ倒れてもおかしくない状態に突入。
一緒に遊んだ子ども達も「落とすからぜったい押さないでね・・・」と、ダチョウ俱楽部かってくらいのフリをしてくれます(ここで押すほどイジワルじゃないです笑)
ジェンガと比べると倒れたときの派手さは少ない印象でしたが、タワーごとスティックが倒れる爽快感?と、ゆっくり倒れていくほんの数秒間の「ああぁぁぁ~~~」という瞬間は、大人が遊んでもクセになりそうです。
対象年齢が8歳以上となっていますが、Asobibaでは6歳の1年生から一緒に遊ぶことができましたし、もっと小さい子どもでも遊べるかもしれません。
ただ、タワーを支えているバネで遊んでしまう子もいたため、遊び方がわからないというよりも、壊してしまいそうという心配の方がありそうだなと感じました。
遊んでいて感じたこと
正規のルールだと長い
『スティックスタック』はバランスゲームの中でもとてもおもしろいと思うのですが、正規ルールだと意外と長い時間がかかります。
というのも、慎重に積んでいけば20本くらいは小学生でも積めちゃいますし、そこまで積むとバランスを崩したときにかなりの確率でタワーごと倒れるため、一気に勝負がつくことは少ないんですね。
1回のラウンドに10分程度時間がかかるため、大人数で遊ぶ際には「終わり方」に注意した方がよさそうです。
色の判定は緩くしてあげて
子どもと遊ぶときは、色の判定を広い心で見てあげてください(笑)
スティックを置くときに違う色同士は触っちゃダメ!というのがルールですが、そこは小学生、か~なりあいまいです(笑)
さすがにまったく違う色の上に置いたり、色も関係なくポンッと重ねたりするのはやり直しますが、ちょっと青と白が重なっている、ちょっとオレンジの上にもかかっちゃってる、くらいなら見逃していました。
子ども達と遊ぶときは、勝負と遊びの間にもバランスが必要です。
バランスゲームあるある
どんなバランスゲームにもあるあるですが、机に寄りかかったり、机の上にひじを乗せたりすることには要注意です。
特に低学年に多い傾向として、他の人が乗せているところを近くからのぞき込もうとして、そのまま机を揺らしてしまうということが多々あります。
Asobibaで一緒にやるときなんかは、イスをちょっとだけ離してあげて、順番の人以外はなるべく机に触らないよう注意してあげています。
アレンジを考えてみよう
協力プレイで遊んでみよう
公式の説明書にも書いてありましたが、協力プレイで遊んでみるのも面白そうです。
全部で36本入っているスティックのうち、全員で協力して何本のスティックを落とさずに乗せられるかという方法になりますね。
「初めは平らに置いてバランスを取っていこうか」
「ここが置きやすそうだからそーっと置いてみて」
みたいな相談があると面白いと思います。
ぼくも一人でチャレンジしてみましたが、23本が限界でした(笑)
1回1回で勝敗をつける
Asobibaで遊んだ際、減点が11たまるまでにかなりの時間がかかって、途中で飽きてしまう子も中にはいたんです。
そのため、1回1回のラウンドごとに勝敗を決めて、「じゃああと2回遊ぼうか」みたいに様子を見ながら進めていった方が、楽しかったという印象を強く与えてくれるのではないでしょうか。
「飽きる手前でやめる」
気にしてみてください。
サイコロと合わせても面白いかも
1本ずつ置いていくというオーソドックスに飽きた人は、サイコロと合わせて置く本数を増やしちゃうっていうのも面白いと思います。
例えば、1~2が出たら1本、3~4が出たら2本、5~6が出たら3本みたいに。
だんだんバランスが崩れてきたところで3本置かなきゃいけないのは大人でも難しいですし、難しい状況でたくさん置ききることができれば達成感はめちゃめちゃ大きいです!
サイコロが近くにあるときにはそんな遊び方もいいのではないでしょうか?
個人的には『トマトマト』というゲームのサイコロがおすすめです。
(1・1・1・2・2・3の組み合わせだったかな?)
まとめ
今回はバランスゲームの決定版、『スティックスタック』を紹介してきました。
3分ほどのルール説明でさらっと遊べて、自由度の高いスティックの置き方で守りも攻めも狙える。
お手軽ながらなかなかおもしろいゲームでした。
『ジェンガ』とは違ったバランスゲームをお探しの方は、ぜひこの機会にお手に取ってみてください
Asobibaからは以上で~す☆